WAKANA(ワカナ) | 明日葉青汁

2026/10/06 13:26


赤ちゃんの背中スイッチ対策|助産師に聞いた寝かせ方のコツ

抱っこではぐっすり眠っていたのに、布団に置いた瞬間にパチッと目を開けて泣き出す……。

「やっと寝たと思ったのに!」
「また最初から寝かしつけ……」

そんな“背中スイッチ”に悩んでいるママやパパも多いのではないでしょうか。

何度も抱っこと寝かしつけを繰り返していると、ママ自身もなかなか休めず、夜になるのがつらく感じてしまうこともありますよね。

今回は、WAKANAでご紹介している助産師・古市菜緒先生に聞いた、背中スイッチの攻略法を中心にご紹介します。

ポイントは、赤ちゃんを一気に布団へ置くのではなく、

「頭から順番に」ゆっくり下ろしていくこと

です。

赤ちゃんの「背中スイッチ」とは?

「背中スイッチ」は医学的な言葉ではありませんが、

抱っこでは眠っている赤ちゃんが、布団やベッドに置かれた途端に起きたり泣いたりする様子

を表す言葉としてよく使われています。

WAKANAの助産師インタビューでも、古市先生ご自身が、上のお子さんの背中スイッチに悩んだ経験があるとお話しされています。

寝かしつけに時間がかかるだけでなく、やっと寝たと思っても置いた瞬間に起きてしまうと、ママにとっても大きな負担になりますよね。

助産師さんに聞いた!背中スイッチ攻略のポイント

古市先生が紹介している背中スイッチ対策で、まず大切なのが、

「寝かせるときは頭から順番におろしていく」

ことです。

抱っこした赤ちゃんをそのまま一気に布団へ置くのではなく、

頭 → 背中 → お尻 → 足

の順番で、少しずつ寝かせていきます。

① 首を支えながら頭からゆっくり置く

まずは赤ちゃんの首をしっかり支えたまま、頭からゆっくり布団へ下ろします。

急に体勢を変えたり、一気に布団へ置いたりせず、赤ちゃんの様子を見ながらゆっくり動かしていくのがポイントです。

② 頭を支えていた手を引き、背中を置く

頭が布団についたら、次は頭を支えていた手をゆっくり抜きながら、背中を布団につけていきます。

ここでも急いで手を抜かず、赤ちゃんの体が布団へ少しずつ移っていくようなイメージで寝かせていきましょう。

③ 両手で腰や足を支えながら、お尻を置く

続いて、赤ちゃんの腰や足を支えながら、お尻をゆっくり布団へ下ろします。

頭から順番に置いていくことで、抱っこから寝床への変化を少しずつ進めていきます。

④ 最後に足を支えながらゆっくり置く

最後に、赤ちゃんの足を支えながらゆっくり下ろしていきます。

つまり、古市先生が紹介している寝かせ方は、

頭 → 背中 → お尻 → 足

という順番です。

いつも背中やお尻から置いていたという場合は、ぜひ一度頭から順番に置く方法を試してみてください。

新生児〜4か月頃はモロー反射にも配慮して

古市先生によると、特に新生児から4か月頃まではモロー反射が敏感な時期です。

モロー反射とは、大きな音や急な姿勢の変化などをきっかけに、赤ちゃんが両腕を広げるようにビクッと動く反射のこと。

そのため寝かせるときには、

赤ちゃんの両手を胸に当ててあげながらゆっくり寝かせ、足も両足を支えながらゆっくり下ろしていく

方法を古市先生は紹介しています。

抱っこから布団へ移るときに、赤ちゃんの手足が急に広がらないように支えながら、ゆっくり寝かせてあげるのがポイントです。

古市先生自身も背中スイッチに悩んだ経験が

古市先生も、ご自身の上のお子さんの背中スイッチにかなり悩んだそうです。

そして今回紹介した、

「頭から順番にゆっくり下ろす方法」

を実践したことで、寝かしつけが短時間で済んだこともあったと紹介されています。

もちろん、赤ちゃんによって寝つき方には個人差があります。

毎回同じように寝てくれるとは限りませんが、

「いつも置いた瞬間に起きてしまう」

というときには、寝かせる順番を変えてみるのもひとつの方法です。

おくるみを使う場合も「頭から順番に」

古市先生の記事では、

おくるみで身体を丸くして寝かせ、そのまま同じ順番で下ろしていく

方法も紹介されています。

おくるみを使う場合も、

頭 → 背中 → お尻 → 足

の順番を意識して、ゆっくり寝かせていきましょう。

背中スイッチ対策で大切なのは「ゆっくり」

何度寝かせても泣いてしまうと、

「どうして寝てくれないの?」
「私の寝かせ方が悪いのかな……」

と思ってしまうこともありますよね。

でも、赤ちゃんにもその日の眠さや機嫌があります。

昨日はすんなり眠れたのに、今日はなかなか寝てくれないということもあります。

そんなときは、

一気に布団へ置かず、頭から順番にゆっくり下ろす

ことを意識してみてください。

毎回完璧に成功させようとせず、赤ちゃんの様子を見ながら試していきましょう。

寝かしつけだけじゃない。普段のスキンシップも大切に

古市先生は、赤ちゃんとのスキンシップについても大切にしてほしいとお話しされています。

抱っこはもちろん、

授乳中にママの肌に触れること
お風呂で優しく身体を洗うこと
おむつ替えのときに触れたり声をかけたりすること

なども、赤ちゃんとの大切な触れ合いの時間です。

特別な時間を作らなくても、毎日の生活の中にはスキンシップの機会がたくさんあります。

寝かしつけの時間だけでなく、日中の生活の中でも、赤ちゃんにたくさん触れてあげたいですね。

よくある質問

Q. 赤ちゃんを布団に置くと毎回起きてしまいます。どうしたらいいですか?

助産師の古市先生は、赤ちゃんを一気に置くのではなく、

頭 → 背中 → お尻 → 足

の順番でゆっくり下ろす方法を紹介しています。

特に新生児から4か月頃までは、両手を胸のあたりに添え、足も支えながらゆっくり寝かせてみましょう。

Q. お尻から置いた方がいいのではないですか?

WAKANAの助産師インタビューでは、頭から順番に下ろしていく方法が紹介されています。

首を支えながら頭を置き、背中、お尻、足へと順番に下ろしていくのがポイントです。

Q. おくるみを使ってもいいですか?

古市先生の記事では、おくるみで赤ちゃんの身体を丸くした状態で、同じように頭から順番に下ろす方法も紹介されています。

使用するときは、赤ちゃんの様子を見ながら、安全な寝かせ方を意識しましょう。

まとめ|背中スイッチに悩んだら「頭から順番」を試してみよう

抱っこでは眠っているのに、布団へ置いた瞬間に起きてしまう“背中スイッチ”。

そんなときに助産師の古市先生が紹介しているのが、

「頭から順番にゆっくり下ろす」寝かせ方です。

ポイントは、

  • 首を支えながら頭から置く
  • 頭を支えていた手を抜き、背中を置く
  • 腰や足を支えながらお尻を置く
  • 最後に足をゆっくり下ろす
  • 新生児〜4か月頃は、両手や足を支えながらゆっくり寝かせる

ことです。

背中スイッチに何度も苦戦しているママは、今夜の寝かしつけからぜひ試してみてくださいね。

赤ちゃんに合う寝かせ方を少しずつ見つけながら、ママ自身も無理をしすぎずに過ごしていきましょう。